未来につながる今

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最近は仕事のシフト上連休が少ないため、単発の休み前夜からなにか休日的なことでもしたいなあと、普段は行かない夜の時間帯で、図書館に行ってみることにしました。

仕事は大体定時で終わるので、家に帰って速攻でお風呂と夕食を済ませ、閉館の時間もあるので準備をしていそいそと出かけます。

テスト前なのか学生の姿が目立ちました。一般の社会人はまばらな感じ。週末金曜の夕食の時間帯に図書館に来ている人は、よほどの本好きの人かもしれませんね。

明るい昼間と違って夜の時間というのは、危険もあるけど、なにかワクワクすることが起こりそうな独特な空気感がありますよね。これも、夜も比較的安全に出歩ける、治安の良い日本ならではなのかもしれませんが。

一通り本棚を巡回し、目を惹く本を探します。この本棚を眺めるといった行動も、電子本が普及した現在では貴重になりつつありますね。

先日購入した古本の2冊に関連して、山川亜希子さんの本が気になったので、少し読んで見ることにしました。

読み終えた1章では、主に直感のことについて書かれておりました。

直感は宇宙からのメッセージであり、それにうまく従って行動すれば、本当に経験したかった展開が待っている、という趣旨のお話。

確かに私自身、昨年からの展開と照らし合わせても、頭で考えたことより、むしろ心で感じたこと(直感?)に従った結果、うまくいっているように思います。

ある意味自由な行動を制限してしまう理由や根拠に従うよりも、身体感覚や感情といった「いまここ」で感じていることに従ったほうが、結果、未来の「いま」に存在する自分自身のためにも繋がるということ。

「なんで?」「でも」は過去を拠り所とした後ろ向きなことば。それよりも直感に素直に従ってみる。それは同時に、この世界や他者を信頼することにも繋がっていくのかもしれません。

『バガヴァッド・ギーター』の中でクリシュナは言っている。結果については何も考えるな。これこそが最高の美と意味と真実のメッセージだ。結果については何も考えないこと。全力を尽くして今していることをしなさい。それに没頭しなさい。自分を忘れて打ち込みなさい。そこに自分がいてはいけない。あなたの創造のエネルギーを妨げずに流れさせなさい。

引用:OSHO(山川紘矢+山川亜希子訳)『Joy』p.39

子どものような本来の私を邪魔しているのは、社会の中で自分の意思とは関係なく形成されてしまったエゴという檻。そこから出て冒険するもしないも、まったく本人の自由なのであります。しかしながら、楽しさや喜びというのは、そうした未知のところにこそ存在するのであり、本当にやりたいことなのであれば、期待無しにやってみることが、最も大切なことなのかもしれません。