育むこころ

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いつもとはちょっと違うこと

今日は天候不良により、仕事が急遽お休みとなりました。昨日のうちに会社から連絡は来ていたので、久しぶりに図書館にでも行こうかなと、午後から出かけることにしました。読みかけのOSHOさんの「究極の旅」を読むのと、購入を考えている易の本が図書館に置いてあるので、その試し読みを兼ねて。

かなり分厚い本ですが、90年代に書かれているので文章も比較的分かりやすく、初心者でもまだ読みやすいかなと思います。新書でも普通の値段でまだ手に入るので、近いうち購入するかもしれません。

図書館を出たあとは、以前から欲しいと思っていた観葉植物(サボテン)を見るためにホームセンターに向かいます。なぜ急にサボテンなのかというと、少し話が長くなりそうなのですが、単純に、新しく会社に入ってきた新入りさんに影響されたからなのです。

その方は30代でわたしと同じ男性で、名古屋からここ宮崎に移住してきたらしく、元バンドマンとのこと。そのイメージとは逆に、温厚で真面目な人なので、世代は違えど音楽好きのわたしとは、なんとなく話が合うんですよね。

副業でサボテンの通信販売をしているらしく、いろいろ話を聞いているうちに自分もだんだん欲しくなってしまった、というのが事の経緯です。メキシコ発祥であるサボテンは民族儀式にも使用していたとか、中には幻覚作用のある種類も存在するとか、けっこうディープなお話をいろいろ聞かせてもらいました。

小さいものは数百円と安価で売っていて、育てるのにもそこまで手がかからないということで、初心者にも手が出しやすい植物のようです。

結局、「銀紗丸」という非常に小さな種類のサボテンを購入。うまく育てればきれいな花も咲かせるようです。これは楽しみですね。

風の時代と重なる

仕事においては、草刈りや剪定など「整える」ことの経験を積んでおりますが、自然を愛するわたしにとって、今年はもっと「育む」ことも経験していきたいなと。

明日21日より、冥王星が再び水瓶座に入っていくプレ期が始まります。地から風へと本格的に変化していく年。この変化を易に当てはめるとすると、46番目の卦である「地風升」が最もしっくりきます。

心の奥に流れる 生命力を吸い上げて

しっかりと 自分に根ざして進めば

どこまでも高く 成長できる

地面の下を流れる水が

すべての成長の源泉であるように

心の奥の生命の泉は

限りない可能性を開き

汲めども尽きない 力を与える

引用:iching(易経)のページ 〜ウィルヘルム・バインズ版を擲銭法で〜 地風升

生命力の源泉であるエネルギーは、限りない地下水のごとく。どこまでも湧いてくる思いを実現していくために、こころの成長は欠かせないということ。

この時代の変わり目に易の詩を読んでいるのは、決して偶然ではないような気がします。こころを畑として、今後どのような花を咲かせるかは、ひとりひとりの「こころ掛け」次第、なのかもしれません。

君が 自分の可能性を信じて

どこまでも成長しようとするならば

心を開いて 他人の意見を受け容れ

深い経験を持つ人に 従うといい

今はなにもわからなくても

そのうちに いろいろなことが見えてくる

あわてずに しっかりと 進むことだ

引用:iching(易経)のページ 〜ウィルヘルム・バインズ版を擲銭法で〜 地風升

自分を信じると書いて「自信」。もしかしたら、これが一番無くしてはいけないものかもしれません。自分の中でしっかりと道が見えてくるまでは、何事もまず受け容れてみて、自信を持って着実に進んでいけば、自ずと行きたいところに辿り着くのかもしれませんね。

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