やがて思い出となる未来

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人類の唯一の敵は、罪悪感と不安だよ。

引用:ニール・ドナルド・ウォルシュ神との対話③」p.24

過去の檻から出ることで始まる

いまある現実を変えるための方法に関して、もう少し深掘りして考えてみるために、引き続きウォルシュさんの言葉の中から探ってみたいと思います。

昨日、心の専門家である惣士郎さんのYoutubeを見ていて、これも素晴らしいヒントになりそうなことを短く簡潔に語ってくれていましたので、ここで併せてご紹介したいと思います。

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「もっとそうありたい私を振る舞う」、まさにいま考えていたことをズバリと言い得てくれているなあと感じました。いつまでも過去に「いま」を奪われ続ければ、思い描く未来には一生たどり着くことはできない。まずはその過去という檻から一歩外に出て、理想や夢を描き始めることから奇跡は始まる。自分の意思で奇跡に繋がる道の上を歩きはじめるからこそ、すべては始まるんですね。

まず、「幸せ」(あるいは「知っている」「賢明だ」「優しい」)という状態になりなさい。その状態から、「行為」を始める。そうすれば、まもなく自分の行為が、結果として「所有したい」と思っていたものをもたらすことに気づくだろう。

引用:ニール・ドナルド・ウォルシュ神との対話③」p.40

日々生きていると人間誰しも悩みがあったりしますが、その悩んでいる状態からいかに抜け出して、この未来につながる行動に移れるかどうか、というのも人によっては重要。「悩み」というのは過去のことを頭の中で思い巡らしている状態。つまり悩みというのが、いわば私たちを縛る「過去の檻」の正体だということになります。

「抜け出す道」はあるし、あなたがたは「うまくやれる」よ。ただ、観察力を鍛えればいい。何が自分のためになるかをよく見なくてはいけない。それが「進化」というものだ。じつは、「うまくやれない」はずはない。失敗はありえない。問題はうまくやれるかどうかではなく、いつそうなるかだよ。

引用:ニール・ドナルド・ウォルシュ神との対話③」p.488

「いま」の社会の混迷を抜け出るためには、「いま」始める決断をしなくてはならないということですね。

心の声を聞く

物事を冷静に分析するためにデータや理論も大切ですが、やはり人として「何が」役に立つのかを見ていくために、直感や心の声を聞くこともそれらと同じくらい大切なことだと思います。

直感とは心に、魂にあるものだから。直感とは魂の耳だ。魂だけが、生命のほんのかすかな振動を「聞き分け」、エネルギーを「感じ」、波動の存在を意識して、それを解釈する繊細な道具(ツール)をもっている。あなたがたには、五つではなく六つの感覚がある。嗅覚、味覚、触覚、視覚、聴覚・・・・・・そして知覚だ。

引用:ニール・ドナルド・ウォルシュ神との対話③」p.191

人生で迷ったときには胸に手を当てて自分の「心」に聞いてみる。その直感の声に従うことで開ける未来は必ずあります。人生というのは羅針盤ともなる自分の心を磨き続ける旅、ともいえるのかもしれません。

「永遠の時」には「可能性」のすべてがある。すべては何百万ものちがった方法ですでに起こっている。あとは見方を選択するだけだ。要するに見方の問題なのだよ。見方を変えると「思考」が変わり、思考が現実を創造する。どんな結果を期待しても、すべてはすでに存在している。あなたはどう見るか、どう知るかを決めるだけだ。じっさい、あなたが祈る前に、祈りは「かなえ」られているのだよ。

引用:ニール・ドナルド・ウォルシュ神との対話③」p.194

無数にも存在する可能性という扉の中から、どの鍵でどの扉を開け”たい”のか。人はいつでも探し続けているのかもしれません。お金が中心となってしまった世界の中で、いかに「心から」始めることができるか、いま問われているのかもしれません。