自分はなにを与えるか

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感情を観つめる

ここ数日、なにかをきっかけに感情のモヤモヤが治まらず気分の晴れない日々を過ごしておりました。ちょっと前に「これからの時期はネガティブな感情の振れにも気をつけよう」なんて書いておきながら、自分が一番その感情の波に囚われてしまっているという笑。1ミリも弁解しようがない状況なのであります。

そんなときは、ブログも書かなきゃって焦れば焦るほど、これがどういうわけかまったく書けない。書き始めたとしてもその後がぜんぜん続かない。やっぱり自分自身が書いてて楽しくないと表現って出てこないもんですね。

負のオーラ漂う文章は読んでる方もあまり楽しくはないと思うのですが、当の本人には思考やメンタルを整えるのに十分に役立つと思うので、そういうときほどなにかを書くってことは大切なことかもしれません。文章にしたことで自分自身の思考を客観的に捉える事ができるのも、ブログのもつメリットだと思います。

今月から土星が本格的に魚座入りしたのも大きいのかもしれませんが、そもそも土星が持つロジカルな性質により、いままで見えなかったことに気づかせるという意味もあると思うので、そうした視点で見ると、これも自分の成長には必要な流れなのかなと感じています。

こんなときこそ占いの出番

わたし自身、普段あまり占いをやる方ではないのですが、せっかく勉強しているのにこんなときこそ使わないともったいないなと思い、前回同様、今回もワンカードで占ってみることにしました。

出たカードは「8 of Wands」、「迅速」をあらわすカードです。

crowley-thoth.com

一見してなんだか明るい雰囲気が伝わってくるカードです。失礼ながら、一瞬「こんなカードあったっけ?」なんて思ってしまいましたが、いかに普段意識してカードを「見て」ないかわかりますよね笑。”見えている”のと”見る”ことはまったく別なことなのです。

このカードはホド(輝き・栄光)に由来する。ホドは水星の支配領域であり、知性や言語能力、コミュニケーションに関連する。(中略)

ワンドは純化されて稲妻のような電気エネルギーにその姿を変えた。光の棒が電気エネルギーに変わった事は、ホドの輝きに由来する。炎は上がっておらず、電光その物がエネルギーである。物事は新しい物に向かっていく。

引用:『トート・タロット図解』2.ワンド 8 Swiftness 迅速

「火」は「空気・風」と合わさることで更にそのエネルギーを大きく拡大していきます。エネルギー自体今度は別な形の波動エネルギーとして、四方八方へと広がっていくのでしょう。現代で例えるとそれは電気的なコミュニケーション、すなわちインターネットをあらわしているのかもしれません。

やる気という目に見えない火のエネルギーも、空気・風という具体性を持つ思考のエネルギーを用いることで、この現実世界でそのチカラを行使することができます。空回りしているような状況でこそ、「自らで考える続けること」を諦めてはいけないのかもしれません。

カードをよく見ると、水星を表す記号は月と金星を組み合わせた形となっています。月という素の自分に金星のような「愛情」を注ぐことで、そこから湧いてくる思考の形は自ずと未来を創るものへと変わっていきます。どんなときでもまわりを思いやる気持ちを忘れなければ、その先にはきっと”虹”という明るい希望が待ってるのだと思います。