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久しぶりの起動
最近雨続きで遠出もできていないので、部屋にいても何か楽しめないかと思い、もう随分と起動していなかったPS4のゲームを久々に遊んでみることにしました。
少し前まではAPEXを少課金でマイペースに遊んだりしていたのですが、もうこの歳になってそんなFPSで忙しくわちゃわちゃするのは精神的に疲れてしまいます。
何年か前にも同じようにまったり遊ぶためにPSストアで購入し、そこまでやり込んでいなかったとあるゲームのことを思い出し、再インストールしてみました。
インディーゲームとしても当時少し話題にもなった「風ノ旅ビト」というゲームです。調べたらスマホ版もあるみたいです。
プレーヤーは砂漠に落ちてきた名もなき主人公となり、光り輝く山頂目指して旅をするという、これまでにないほどシンプルなストーリー。ゲーム中はセリフもナレーションも一切なく、純粋にビジュアルとサウンドのみで進んでいきます。しかしながら操作性はスムーズで、コツを掴めばサクサクと進めていけるくらいの難易度です。
こういった言葉の説明に頼らず、遊ぶ人それぞれで意味を見出していくという世界観は、ある種タロットや古代遺跡とも通ずるものを感じますね。作中に描かれる古代文字?や神秘的な情景など、そういったモノが好きな人は絶対に嵌まる要素満載だと思います。
RPGにありがちなクエストや時間制限もなく、HPやMPの概念も一切なし。いかなる制約からも開放され、モニター上の世界を旅することをただ味わうのみ。時間を忘れ、ただ”その時”を楽しむ。ここはリアルな旅とも共通したコンセプトですね。でも、ちょっとした仕掛けや謎解き要素もあったりもします。
載せてる画像は今日のプレイ中に撮ったスクリーンショットの数々。このような光あふれる風景になんとも癒やされてしまいます。この場所は光の海?の中を泳いだりして、御札?が変身した海洋生物たちとも出会いました。
仲間との出会いも
何十時間もかけてクリアするタイプのゲームではなく、平均2時間位でサクッとクリアできてしまうので、手軽に楽しみたいときにはちょうどいいボリューム感です
今日はたまたま同じ時間に遊んでいた名もなき仲間と偶然遭遇。チャットのような気の利いた物は無いので、唯一○ボタンで鳴らせる単音で意思疎通?的なことはできます。この鳴らせる音階が鳥の囀りのようにも聞こえ、このときはまるで自分が鳥にでもなったかのような気分でした。
山に近づくにつれ、極寒の厳しい中を進んでいきます。ともに進む仲間の存在が暖かくも感じられます。
山頂に着く頃にはいつしか仲間とも別れ、光の向こう、最後は一人で。