影との出会い

photo by https://unsplash.com/ja

新たなステージ

春分の日を境に新たな時代のステージへと突入した感がありますね。お天気は優れませんが、いまだWBCの興奮冷めやらぬといったところで、日本にとっても幸先の良いスタートとなったのではないでしょうか。わたし自身、野球には興味がない人間なのですが、このポジティブな波動を受け取りつつ、これからにも弾みをつけていきたいと思います。

2022年4月とある公園横の神社にて

上の写真は特に関係ありませんが、なんか最近外で写真撮ってないなあと思ったので、なんとなく載せてみます笑。お彼岸だったら寧ろお寺の写真だろ、というツッコミの声は置いといて。

今日は未来を左右する(ちょっと大袈裟)大事な用事を済ませつつ、その後時間があったのでいつもの図書館へ。読み進めているリズ・グリーンさんの「占星学」を引き続き読んでいました。

読むスピードもかなり遅いので、読み終わったのもほんの170ページほど。しかしながら、ひとつひとつの章が非常に濃く、且つ自分の状況と照らし合わせても頷けるような内容もかなり多いです。占術についてはまったく取り上げておらず、どちらかというと心理学寄りの内容なので、メンタル本として読んでも非常にためになるものだと思います。

ちょうど今日読んでいた部分で、心理学者ユングと絡めて元型論としての「シャドウ」の記述があり、非常に印象に残ったので記事としても少しまとめてみることにしました。

影を観ているのは自分

この本によると、自分の”シャドウ”は意識的にならないとなかなか見えてこない上、無意識な状態においては、自分のシャドウを他人に映して見てしまう性質があるそうです。誰しも嫌いな人の一人や二人いるかと思いますが、まさにその人達に見ている嫌いな性格そのものは、本来自分の中にあるものが、ただその人に重なって見えているだけだということ。

そういった感情的な場面において拒絶するのではなく、「この人はいまわたしに何を教えようとしているのだろう」という学びの視点で捉えることができれば、ポジティブな未来を創るヒントにもなってきそうです。”排除”という考えではいつまでも学ぶことはできず、真に理解するまで同じような状況がただ繰り返されていくだけなのかもしれません。自分の中に統合していくことが鍵となってくるようです。

このシャドウを占星術的に惑星に当てはめると「土星」となります。太陽系の中で最も神秘的でありながら、その星がもつ意味は「凶星」という、ある種人間のもつ二面性を象徴したような惑星なのかもしれません。

ネイタルチャートにおける土星が位置するサイン、それは本来持っているはずのサインの性質が抑え込まれている状態なのだそう。わたしの土星星座は乙女座であり、それはいままさにこれからの人生において大事にしたいものばかりでした。

この辺についても詳しく考察していけばいろいろとわかってきそうですが、なんか長くなりそうなので今回はこの辺で終わりにしておきたいと思います笑。