分岐するストーリー

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今日は何の日

今日はバレンタインデーですね。

多少なりとも占いを標榜している当ブログとしても、この一大イベントに乗っかるためにLovers・恋人のカードについてとか、ホロスコープの恋愛にまつわるハウスや惑星について独自解釈で記事をまとめるのが定石な流れのように感じますが、いまの生活において色恋に関して皆無な状況の上、とてもそんな心情にはならないということで、今回はいつものように平常運転に徹したいと思います。

といっても、占術について突っ込んだ内容で記事を書いてもアクセスアップにはほとんど寄与していないような(むしろ減ってるような。。)状況なので、おそらく一部の人にしか刺さってないんじゃないかなーとうすうすは感じております。しかし、書きたいからには諦めるわけにはいきません。気が済むまで書いていきたいと思います。

”いま”感じたことに従う

趣味としてタロットについての理解を深めるべくYoutubeをフル活用しておりますが、以前このブログでもご紹介した鏡リュウジ先生とも交流のあるタロット界のレジェンド「伊泉龍一」先生の動画を最近ではよく拝見しております。

いまのところは占い師になる予定もないので無料公開の動画を見ているだけですが、その中で非常に参考になるお話がありました。

「リーディングをする際、”カードの意味”としてカードを見るのではなく、その瞬間にカードを”直に観て”、”直に感じた”ことを相手伝えることが大切。逆に意味を暗記しないほうがリーディングの上達や自由度を広げることにつながる」と仰っていました。

これってまさに以前の記事でも書いた直観・直感についてのお話で、あまりにタイムリーな内容だったので少し驚いてしまいました。

これは占いに限らず日常においても十分活用できる概念なのではないかと感じました。日頃、わたしたちは所謂世間の常識に縛られて目の前の物事をどうしても「色眼鏡」で捉えてしまいがち。スマホなどで情報が手軽に入手できる時代においては、その状況がより強固になっていく未来に進んでいるようにも感じてしまいます。

そんな思い込みに縛られてしまっている現代人において、この「先入観無しに物事を見る」という”直観力”がより必要となってくるのではと感じています。まさにわたしが言いたかったことを伊泉先生が代弁して、より具体的な言葉で示してくれているようにも感じました。

”そのとき”から未来を創る

これまでの常識や思い込みに縛られたままで過ごしていたのでは、その先につながる未来というのは、その思い込みを土台とした世界の延長線でしかありません。切に未来を変えたいと願う人にとって、そういったいままでの思い込みというのは、逆に自分を縛る「足枷」にしかならないということ。

そんなときに、この「直観・直感」で目の前のことを判断する、と言うのは非常に大切なこととなってきます。直感を信じるということは、自分の外側の価値観を基準に物事を判断するのではなく、自分自身の内からくるものを信じて物事を判断していくことになります。

風の時代の高まりと共に、この内なる価値観に従って「生きたい自分を生きること」こそ、ほんとうに自分が生きたい未来なのかもしれない、といまは感じています。分岐点は自らが創る。そのためには過去ときっぱりと決別することも、ときには必要となってくるのかもしれません。