土より生まれ、土に還る

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絶賛台風通過中

久しぶりのブログ更新となりますが、ここ最近も仕事の疲れがなかなか取れず、相変わらず休みの日は体力回復に努めております。食べて寝て起きて、そしてまた寝る、みたいな。いつになったらこの疲労に身体が慣れてくれるのか。そんなことを思いながら、いまはただやれることを日々こなしていくような毎日であります。

夏の台風通過のこの時期、わたしの仕事場は毎年その対策に追われ、いろいろと面倒な準備や後片付けが恒例となっているようで、先日まで営業用の機器固定や区域内の側溝蓋の落ち葉除去など、必要な対策をバタバタと行っておりました。

区域内は樹木が多いので、落ち葉などは年中落ちているのですが、中には葉っぱが土になって溜まってしまっているところもあり、そのせいで水捌けが悪くなっているところもあります。どこかのタイミングできっちり処理する必要があるのかもしれませんが、よっぽど問題にならない間はたぶんこのままなんでしょうね。

全ては”自然”

このように普段は自然に触れ合う機会が多いお仕事なので、作業をしながら、「樹々や虫たちも、役目を終えると同じように朽ちて、みんな土に還っていくんだな。」などと、やってることのテンションとは真逆な、妙に感慨深い気持ちになったりもします。

土より生まれ、土に還る。

大きな視点で見ると、この地球という星ですべては繋がって循環している。わたしたちはこの星の意識そのものとも言えるのかもしれません。

新しい仕事での作業をきっかけに、以前読んだウォルシュさんの本をふと思い出し、そのなかの印象深いフレーズを改めてなぞってみることにしました。

前にも言ったとおり、みんな同じものだということさ。

わたしたちはすべて動いている。動かないものは何もない。すべてが動いている。静止しているものは何もない。まったくない。すべては動いている。あなたも、岩も。あなたがたは同じものなんだよ。

それは生命と呼ばれている。

この世のものは、すべて生命だ。

引用:ニール・ドナルド・ウォルシュ「新しき啓示」p.216

この世のもの、この目に見えるすべてのものが生命であるなら、目には見えない生命の”内”にあるもの、たとえば精神や思考、魂とは一体何なのか。

魂と呼ばれることもあるあなたがたの一部は、生命エネルギーそのもの、あなたがたが時空と呼ぶ、連続のなかの一点に局在化し、集中している生命エネルギーだ。生命エネルギーは宇宙のすべての物質のまわりで振動し、ゆらめき、脈うち、輝いている。振動の周波数によっては、このエネルギーは目に見える。熱のような、ほかの効果を生み出すこともある。

この輝きを、光、永遠の炎、根源、魂、そのほか、それぞれの詩にふさわしい名で呼ぶひともいる。これはすべてのもととなるエッセンス、基礎の材質、中核的物質だ。

この光があなたがたなのだよ。

引用:ニール・ドナルド・ウォルシュ「新しき啓示」p.398-399

見えているものの最奥には、根源なるエネルギーそのものである”光”が輝いている。”見えない”ということすらも幻想なのだということを忘れて、自ら創った幻想により、ひとはありのままに現実を観ることができなくなっているのかもしれません。

タロットによる”いま”の視点

rider-waite.com

長いこと占いからも遠ざかっていたのですが、久しぶりに出たカードは「カップの7」。まさに幻想的な内容を象徴したようなカードです。

「images of reflection/反映されたイメージ」というのは、色々な解釈ができますが、「実体のあるものに対して、単なる反射である虚像」や「実際は不利な立場にあるにもかかわらず、自分の希望的妄想による幻想」と考えることができます。
そして、「things seen in the glass of contemplation/黙想のグラスに見られるもの」というのは、いわゆる「水晶玉占い」のようなものですね。

要するに、この段階で得られるものは、現実的なものではなく、あくまでも仮のもの、一時的な幻であるということです。

引用:MAのライダーウェイト・タロット解説−杯の7

自分の外には色々なものが形を変えて存在しているように”見えますが”、それは本来自分のうちにあるものが目の前に反射して見えているだけのこと。現実を変えたければ自分の考え方・思考を変えることが、いちばんの近道なのかもしれません。

他人のことはなかなか変えることができない。ならば自分が変わるほかないのです。

いまの社会に不満もあったりもしますが、現状いまいるところでもできることはまだまだたくさんあります。なんならいる場所を変えたっていい。要は自分が納得できればそれでいいんです。

疲れた身体を労りながら、今日も楽しく生きております。

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