夢のなかの記憶

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相も変わらず

前の投稿から早いもので1ヶ月近く経ってしまっております。身体の疲れのせいなのか、相も変わらず休みの日は寝てるか食べてるか飲んでるか、もしくは寝てるか笑。どんだけ休んでも疲れがなかなか取れません。肉体労働の過酷さを身をもって体感いたしております。

このブログのこともいちおう気にかけているのですが、なかなか筆を執ろうというところまではいかず、読者登録して頂いてる皆様には大変お待たせしてしまっており、ほんとすいません。この時期さえ乗り切ればブログにも注力できるとは考えておりますので、今しばらく首を長くしてお待ちいただければと思います。

さて、最近は(も?)身体を休めるために暇があれば寝ているせいか、夢をみることも多々あります。ただ、ブログで昨日見た夢の話を書いたとしても、わたし個人としては人の夢の話には1ミリも興味が湧かないということもあり、同じように夢の話には誰も興味は無いだろうと今回記事にするか迷いましたが、あまりにも同じような状況の夢をみるので、これはなにかあるのではと思い、書いてみることにしました。

夢のなかの集団生活

具体的な話を書いても面白くはないとは思いますが、夢のなかではどうやらわたしは集団生活を行っているようで、そこがホテルなのか、なにかの施設なのかはわかりません。そして、そこで出会う人達は昔からよく知ってる顔なじみの方々なんですが、名前はわかりません。ただ、目覚めてからその人達を思い出すと、なんだか非常に懐かしい気持ちになるのです。

ときにわたしは夢のなかで空港にいたこともあります。移動先ではなにか重要な忘れ物をしていたりして、非常に焦ったこともありました。日が経っているので具体的なことは思い出せませんが、目覚めてすぐはまだ夢の内容を鮮明に覚えていたりもします。

このような夢の状況に、どこか懐かしさを感じてしまうのはなぜなのか。

それは20代~30代前半に経験した状況とよく似た世界の出来事だからだと気付きました。

若き日の出張体験

学校を卒業して社会人として最初に入社した会社は、非常に海外出張の多い工場仕事で、1年の半分は現地のホテル暮らしといった生活が続きました。仕事もチーム単位で行うため、現地でのホテルでは仕事仲間と一緒のところに泊まることが多く、そんな経験が夢に反映されたのかもしれません。

海外なので移動は当然飛行機。空港なども数え切れないほど幾度となく訪れたと思います。10年パスポートは税関の判子で埋め尽くされました。パスポートってたとえ判子でいっぱいになったとしても、新しいページを1回だけ「足す」ことができるんですよね。何ページかまとめて税関で足された記憶があります。

渡航や帰国の日には荷物をまとめたりしないといけないのですが、ときには忘れ物をしたこともあります。そんなことが軽いトラウマとなって、そのことがいまでも夢に出てきているのかもしれません。

パラレルワールド

こうした夢でみる出来事というのは、過去の経験が大きく影響した、脳が見せる大いなる幻想なのかもしれませんが、見方を変えれば、それは現実世界と”対”となる世界を体験する、いわゆる一種の”パラレルワールド”と考えることもできます。

この世界は見えるものと見えないもの、物質と反物質、見る者と見られる者など、対となるものが必ず存在します。ともすれば、現実世界の対となる”並行世界”が存在していたとしてもおかしくありません。寝ているときにみる夢というのは、そんなパラレルワールドを体験できる唯一の機会なのかもしれません。

以前読んだバシャールの本にも、夢についての記述があったのを思い出しました。

本田:

前回聞き忘れたことが1つあります。

私達は寝ている間に何をしているのかということです。

バシャール:

いろいろなことをしています。

いろいろな現実を経験したり、いろいろな次元を経験したり、あるいは自分のソウルファミリーのいろいろな人たちと、コミュニケーションをとったりしています。

場合によっては、実在の肉体の世界で経験した情報を処理することで夢になることもありますし、また場合によっては違う現実の中で経験したことの記憶が、自分の頭では理解できないので、いろいろなシンボルが入り交じっていて、理解不能な夢になることがしばしばあります。(中略)

でも、覚えておいていただきたいのは、自然な状態というのは魂の状態だということです。

ですから、みなさんが起きているのは夢であって、寝ているときは実際に起きている状態です

みなさんは本来、魂の状態であって、起きているときは、魂ではないという夢を見ているのです。それはあくまでも夢にすぎず、実際は魂のままです。

フィジカルリアリティという肉体や物理的な世界、現実は、実は夢にすぎません。そのため、死は夢から目覚めるような状態でもあるわけです。

引用:本田健×バシャール「ほんとうにやりたかったことを、今すぐはじめよう!」p.178-179

現実が夢で、夢が現実。夢を夢だと認識したときに初めて、本当に自分が望む世界を描き始めることができるのかもしれませんね。

ブログを始めた当初に比べて、いまのわたしも少しは望む世界を生きることができているのでしょうか。

それがわかるのは、もう少し先の話になるかもしれません。

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