模索する道

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いつものルーティン

先日、実家へ顔出しのため帰省しておりました。

70に近い母親もとうとう11月いっぱいで仕事をやめることにしたようで、来月からようやく年金収入のみの生活へと突入。やはり金銭的な不安というのは、人をこの歳まで労働へと駆り立てる”絶大なるチカラ”をもっているようです笑。というかいまの日本、飯を食べていくためには働かないとしょうがないですよね。

「仕方なく働く」という受動的な状態だと仕事へのモチベーションもなかなか上がらないので、どこかで「やりたいから働く」という能動的な状態へとシフトすることが、悔いのない人生を生きる大きなヒントになる気がします。

帰りは実家を朝早い時間に出たので、寄り道のため図書館へと。せっかくの休日なので、何か気分転換になるような趣味でも始めたいとこなのですが、いまだ見つかっていないので、結局いつものルーティンになってしまいました。

以前から読んでいるOSHOさんの本が近くの図書館にも2冊おいてあり、そのうち1冊は手元にある「Joy」。そして別なもう1冊の、手元にはない以下の本を図書館で少しづつ読み始めました。

十牛図についてはこの本で初めて知ったのですが、中国の廓庵禅師という方が描き直したものだそうです。別な著書「草はひとりでに生える」においても老子について言及していたりと、OSHOさんの本はなにかと中国絡みの話が多いような印象です。

これを機に十牛図道教についても深掘りしてみると面白いかもしれませんね。というか、老子については以前から興味があったので、あたらしい本を買っちゃいました。まだ読んでませんが笑。これについても、今後機会があれば紹介してみようと思ってます。

禅のタロット

以前、記事のなかでも書いたかもしれませんが、OSHOさん絡みでタロットカードも存在しています。

osho-japan.com

公式サイトにアクセスすると、ランダムに選ばれたカードが表示されます。まさにワンオラクルですね。

ちょうどいい機会なので、いっちょ公式サイトに占ってもらいましょうか。まさか、また「The Devil」なんてカードいきなり出ないですよね?笑

ameblo.jp

まさにいまの状況にぴったりのカードが出ました。色々なことを体験している真っ最中のようです。情熱と直感。このブログのコンセプトとも通じるカードですね。

「あなたは樹を抱いたことがあるかね?樹を抱いてごらん。すると、いつの日か、自分は樹を抱いたのだというだけでなく、樹も応じることが、樹もあなたを抱いてくれることがわかる。」

「体験している」というのは、何かとしっかり深く関わること。その存在を自分でしっかりと感じ、応じること。そのとき、それは自分自身と深く関わることと等しいです。それは、自分でしっかりと感じ応じるというのは、自分への向き合いや振れ合いが欠かせないからです。

引用:体験している : Experiensing <小アルカナ:火:行動> | OSHO禅タロットで簡単自己メンテ☆

自然のなかで働いている、いまのわたしへの問いかけなのかもしれません。

人体は小宇宙・ミクロコスモスと呼ばれたりもしますが、外側の探求同様、内側の探求というのも、外側のそれとなんら変わりないものなのかもしれません。

いままで見えなかったようなことも、タロットをきっかけに見え始めたりして、こうしたことも占いが持つ大きな魅力のひとつですよね。

自然に寄り添うとは、まさにありのままの自分自身に寄り添うこと。

外側の受容は、まず内側の受容から始まっていくのです。