陰陽のバランス

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怒涛の3連休

昨日までの3連休、ようやく乗り切った1週間でございました。連休中はいつものごとく営業で接客のお仕事です。今回は他県からのお客さんが多い印象でしたね。相変わらず子どもたちの笑顔にも癒やされてしまいました。

やっぱり子どもたちは純粋で無邪気ですよね。目の前のことをただただ「楽しむ」。これこそが、人間本来のあるべき姿なんじゃないだろうかと、いろいろ考えさせられてしまいます。いや、考える暇があったら楽しめよ、と子どもたちの声が今にも聞こえてしまいそうです笑。

昼間に聞いていたラジオの中で、「仕事にせよ日々の生活にせよ、いま自分が愛せないことをしているのであれば、それは人生の無駄な時間を過ごしている。そんな人生に意味はない。」的なお話をされておりました。

ちょっと前の自分自身に聞かせてやりたい言葉ですね。子どもたちのように、目の前のことを楽しめないのであれば、生きていることに意味などないのかもしれません。

土の器

連休を終えた今日はお休みだったので、午後から図書館へと行くことに。先週は事情により休館していましたが、今日は問題なく開業してました。

OSHOさんの「究極の旅」の続きを読み、その後は易の入門書的な本を探して読むことに。

なんとなく手に取った本ですが、さわりだけ読んでみても非常にわかりやすい内容です。易の本はなにかと良書が多い印象ですね。

1章で陰陽の説明が書かれてあるのですが、その内容が妙に印象に残ってしまいました。

ただ、ここではっきりといえるのは、現代は陰が強くはたらいている時代だということです。人間の心の世界にも、人間関係にも、それから自然界の運行にも陰と陽のはたらきは当然のように生きています。物質は陰です。人間の体も物ですから陰なのです。『聖書』では、人間の体を『土の器』といっています。その陰の器の中に陽、すなわち心、精神が生きているのです。人を慈しむことができる心は陽そのものです。私は、友人や若い人たちに陽の気を大切に生きることをすすめています。

陰はなくなることはありません。プラスとマイナスと同じで必ず一緒にあるものです。心が萎えたり、小さな自我にとらわれたりすると陰が力を増してきます。

引用:梶川敦子「生きるヒント『易経』」p.13

心と体。陰陽のバランスがとれて「健康」なのだと。それは表裏一体のもので、切っても切り離せない。どちらも密接に影響し合っているのですね。

易経の本を読みながら、昨年書いた以下の記事のことを思い出してしまいました。

voyagernote.hatenablog.com

改めて読み直してみると、今回の記事と含めて、不思議と「今週の運勢」の内容を補完しているようにも思えてきます。占いによる直感やインスピレーションには、こういった無意識に存在する埋もれた思考を、瞬時に掬い上げる働きがあるのかもしれませんね。

必要なものは、自ずと目の前に現れてくる。余計な心配などせず、子どものように感じる心で生きれば、なにも恐れることはないのかもしれません。