生きたい自分

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読みかけの本

今日は仕事が休みだったので、いつものように午前中は家の事を済ませ、午後からはジェームズ・アレンさんの読みかけの本を読み終えようと、図書館へと出かけました。前回紹介した「原因」と「結果」の法則」はページ数も少なく、全体的に平易な表現で書かれているので、比較的読みやすいと感じる本なのです。

1時間もかからずに読み終えましたが、100年ほど前の書籍とは思えないほど新鮮で、この歳で読んだからこそ、こころに響いてくるような内容でした。

目の前の見えている世界の根本には、その因となる「見えない世界」が広がっており、そのことを理解せずエゴに囚われたまま生きていると、本当に見たいものは見えてはこない。アレンさんの本では、そのことについてもわかりやすく書かれており、一部の人しか得ることができない、本当の”穏やかなこころ”を持ってすれば、宝石や金よりも価値のある、夢に描いた理想の人生を実現できる、とも述べています。

豊かさに富んだ人生を実現するには、それ相応の自己犠牲が伴うとのこと。やはり、自己欲求を完全に捨てきれない人間には、大きな夢を実現することはできないのですね。ただ、いまの生活は過去の自己犠牲の上に成り立っているので、いまのところプライベートを充実させたいまの生活は、わたし的には”成功”だと感じます。

ただ、今後のビジョンというか理想が定まっていないため、具体的な目標はまだまだ必要だなと感じます。やはり現状維持だとマンネリになってしまい、成長が止まってしまうと感じるため、なにかしら成長が実感できるような目標の設定が必要なのかもしれません。

悩みが人生を動かす

悩み。それはこれまでの人生の”ツケ”であり、生きたい自分を生きられない、自分自身に対する「怒り」の裏返しなのかもしれません。

過去記事のなかで、そんな自分自身の「シャドウ」について書きましたが、周囲の嫌な人に対する嫌悪感が、実は自分の内に潜む、ある一面の反射現象なのだということ、占星術的にネイタルの「土星」が位置しているサイン、それは本来自分が持っているはずのサインの性質が抑え込まれた状態なのではないかという、リズ・グリーンさんのお話を掘り下げることで、今後のビジョンも少しは見えてくるかもしれません。

voyagernote.hatenablog.com

ネイタルチャートにおいて、土星が位置するサインは乙女座。対応するタロットカードは「隠者」です。

驚いたことに、このブログ以前にnoteで書いていた”前身ブログ”時代からアイコンとして使用していたのがこの「隠者」のカードで、わたしの性格の一面を端的に表しているのではないかと思うくらい、非常に縁のあるカードなのです。

rider-waite.com

思慮深い内省の結果、先を照らす光明を得る。

自分の真実は自分の内にしかない、といった内容を一目で表現したような絵柄で、当ブログとも共通した世界観を持つカードだと感じます。

つまり、神秘というものは、誰かが隠しているから秘密になっているものではなく、普通の人には見えないから隠されているように思えるものということなのです。

引用:MAのライダーウェイト・タロット解説−隠者

理解するためには、自分の意識も高めないといけない。以前の記事で書いたOSHOさんの言う「まずは宝石商となれ」ということですね。成長無くして見たいものも見ることはできないということ。

ちなみに、4月から始めた仕事も今までとはまるで異なる職種で、どちらかというとまわりをサポートする側の立場で働いています。

乙女座の性質でいう、自分の役割をこなす、奉仕精神、繊細な配慮といった「支える」ことの重要性を、逆に自分もまわりに支えられながら学んでいる最中なのかもしれません。